理想的なキッチン
多くの人が理想の家を求めて住まいづくりをするのですが理想の家とはどのようなものでしょうか。
女性が重きを置くのはキッチンの理想ではないでしょうか。
女性にとってキッチンは一日のうち一番多く時間を過ごす場所です。
それなのに今までのキッチンはどちらかというと家の中で冷遇されてきた場所でした。
キッチンは一般的に北向きの寒い一角にあることが多く乾きにくい湿った場所という印象が強かったのです。
それに窓もなく狭くて暗いキッチンもとても多いのです。
このような寒くて狭い、暗い、湿ったキッチンでは女性は長く経つのが嫌になって料理もおろそかになってしまうかもしれません。
そこで女性が求める理想のキッチンを考えてみます。
キッチンの形
まずはキッチンの形ですが、日本の代表的なキッチンはリビングに背を向けてガス代や流しに向かうというスタイルが多かったのです。
これでは料理しているあいだに家族の会話やお客様との会話から断絶されてしまい、寂しくなってしまいます。
そこで出てきたのが対面型のキッチンです。
カウンター越しにお客様や家族と楽しく会話をしながら料理をすることができる理想的なスタイルです。
カウンターがあるので手元の雑多な状態を晒すこともなく機能的にも優れているのがこの対面カンター式のキッチンになります。
足元や吊り戸棚を儲ければ収納も十分に取ることができ、食器類や調理器具などもスッキリと綺麗に片付けることができます。
またいつでも綺麗にキッチンを片付けておく自信がある方はアイランド式のキッチンもいいでしょう。
リビングに浮かんだ島のようなガス台と流しのキッチンはまるでリストランテのようにおしゃれです。
ただしいつでも片付けておくことが生活感を出さないための必須条件と言えますがアイランド式の弱点は収納を十分確保するのが難しいことと言えます。
次に寒くて暗いキッチンを払拭するための窓です。
窓のあるキッチンは風通しが良く匂いもこもらずに清潔に維持できます。
北向きの開かない窓でも天井付近に明かり取りの窓があればキッチン全体を明るく照らしてくれることでしょう。
この窓があるとないとではキッチン全体の印象が変わってくるという重要なポイントです。
またキッチンは北向きに作られることがおおくリビングに比べてとても寒いので足もとに床暖房などを入れられれば理想的です。
立ち仕事の多いキッチンですから足元から温めることができれば理想的でしょう。
あとは収納とカラーコーディネートです。
収納は必要な毎日使う食器類の他にもミキサーなどの調理器具、重箱やかき氷機などの季節のアイテムをしっかり収納できるスペースが欲しいものです。
しまいきれないアイテムはカラーや材質を統一して見せる収納としてスッキリと陳列できるものがよいでしょう。
さ
まざまな工夫を取り入れた理想のキッチンは長くいることが楽しく調理にも手間をかけるようになり家族の健康にもいいですし、お客様なども呼びたくなって交流が増えるなど、生活のクオリティーまでを引き上げてくれるものです。